手汗のメカニズムには自律神経が大きく関係

手汗をかきやすい症状の原因は、ストレスや緊張、不安だと言われています。

 

では、なぜストレスなどを感じると汗をかきやすくなるのでしょうか。そのメカニズムには自律神経が大きく関係しています。

 

自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つから成る神経のことを指します。この2つの神経は全く異なる特徴を持っており、お互いにバランスをとりながら私たちの身体を支えているのです。まず、交感神経とは主に日中活動しているとき、緊張しているとき、ストレスがたまっているときに活発に働き、一方副交感神経は、主に寝ているとき、リラックスしているとき、休んでいるときに活発に働きます。

 

通常であれば、この2つは正反対の動きをすることで自律神経としてのバランスを保つのですが、緊張状態やストレス状態が続くと、交感神経が優位になってしまいます。そうすると、自律神経のバランスが崩れてしまい、体に様々な不調をきたすように。その症状の1つが大量の手汗なのです。では、副交感神経の働きを活発にして、少しでも手汗の量を減らすにはどうしたらよいのでしょうか。その方法を2つご紹介します。

 

まず、意識的にリラックスできる時間を設けること。お風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたり、本を読んだり映画を観たり。なんでも構いません。自分の好きなことを好きなようにする時間を1日のスケジュールの中に組み込むことで、自分の時間をとりましょう。自分の好きな香りを嗅ぐことも効果的です。

 

次に、適度な運動をすること。激しい運動をする必要はありません。ウォーキングやジョギング、ヨガや水泳など、自分のペースでできるものを選びましょう。適度に体を動かすことで、体深部の筋肉を動かすことができ、副交感神経の働きが強まります。大切なのは定期的に継続して行うこと。一回だけでは効果はあまりないので、自分のペースを崩さず続けていきましょう。

 

自律神経は自らの気持ちだけでバランスを整えることができません。そのため、行動を意識的に変えていく必要があります。それを続けていくことで徐々に自律神経のバランスも整ってくるでしょう。